シングルマザーという選択(仮)

アラフォー、一児の母。夫の浮気と暴言に耐えきれず別居。今年、離婚が成立し、ブログ名の(仮)も不要に。3歳児と日々是戦い。

行政の無料法律相談に行ってみたら、無料クオリティーだった。

離婚を思い立ったら、とりあえず弁護士に相談してみたくなるものではないだろうか。
そもそも、今の自分が置かれている状況は、離婚に値するのかとか(裁判になっても勝てるか)、慰謝料や養育費の相場とか、聞いてみたいことはいくつかある。
通常、弁護士への相談は30分5000円である。収入や案件により、相談料無料という弁護士もあるようだが、依頼するかどうかも決めていないうちは、お住まいの行政区がやっている(ことが多い)無料相談が後腐れなくて気軽である。
混んでいるのかな?と電話をしてみたところ、意外とさっくり予約がとれてしまった。地元の相談事といえば、隣の家の騒音とか、散歩中の犬が糞をしていく。とか、そういうことで、そんなに頻繁にあるものではないのだろうか?
とりあえず30分で、要旨を説明し、聞きたいことを聞かねばならないので、自分の中で話をまとめていくことは必須である。現時点で持っている証拠をまとめておくとか。
そして、人生初の弁護士対面!とドキドキして行ってみたのだが、結論としては、まぁ、無料だしね。と言ったところである。弁護士には、たぶんそれぞれ得意の分野があると思われ、無料相談に来ている方はおそらく民事専門の方だと思うのだが、その人が離婚なども専門に扱っているとは限らないのである。
離婚したい理由を告げ、DVでないことがわかると(暴言も本当はDVなんだけどな...)、弁護士のおじさんは「離婚は大変だよー。その後の生活も女性のほうが大変だし、もう一度考えてみたら?」とのっけからちょっと残念な滑り出しだった。もちろん、弁護士さんは私のために言ってくれたのだと思いますが、離婚を悩んで藁にもすがる気持ちで弁護士を訪ねていたらものすごく傷つくと思うんだけどな。
結果として、私の場合は、手持ちの証拠が裁判で有効かということを複数の弁護士の意見を聞けたという点で意味があったけど、慰謝料や養育費の相場はネットで概ね調べられるので、無料だからいいけど、5000円を払う価値はなかったかな。といったところです。
でも、やっぱり無料っていうのはありがたいので、電話予約の時に、「離婚に詳しい弁護士さんがいる日を...」と指定してみるなど上手に使うのがいいかもしれません。せっかくはらっている税金だから有効活用したいですもんね。