誤解を恐れずに言うと保育園児(自分で鼻をかめない乳児)は、デフォルト鼻が垂れています。クラスのうち常に誰かは風邪をひいています。多少、鼻が垂れたり咳をしていても、熱が8度近くならず、元気があれば登園してくる(※)ので、それがぐるぐるとまわって、結局、みんな鼻が垂れています。もちろん、先生方は気を付けてふいてくれますが、子供はたくさんいるので目が届かないこともあり、結局、鼻が垂れています(多少の誇張表現はお許しください)。
残念な話ですが、その分集団として強くなっていくらしく、4,5歳児になると呼び出しも減り、小学生になっても保育園児は皆勤賞らしいです。
近所の小児科に行っても、保育園に行っていることを伝えると、鼻が垂れているくらいでは「自力で治したほうがいい!」と薬もくれません(先生のポリシーによると思いますが)。最初は、とても心配していた親も、だんだん鼻水が垂れていてもびびらなくなってきます。「あー、お鼻でてるねー」的な感じです。
先日、行政区の歯科検診に子供を連れて行ったのですが、そのときに歯科衛生士さんたちに、「大変、お鼻が出てますよ!」的な扱いを受け、びっくりしたのでこの記事を書いています。「鼻でてるのに、集合検診にきちゃだめでしょ」ということだったのかもしれません。確かに周りの子は、あまり鼻は出ていませんでした。
「鼻が出てるくらいで風邪とは言えない!」というのは、勝手な思い込みなのかもしれない。と思った1日でした。ほかの保育園の子がどの程度鼻がでているのか気になります。
※ おう吐や下痢を伴う風邪は登園しないことになっています。園で発症した場合、熱がなくても呼び出されます。