以前に、ならし保育期間に関する記事を書きましたが、今回は「本当に子供が保育園に慣れるのはいつなのか?」について書きたいと思います。
何をもって、本当に慣れた、とするかは、微妙なところですが、ここでは仮に「朝、泣かずに親にバイバイできるようになる」としたいと思います。
結論から言うと、「子供による」です。せっかく読んでいただいているのに身もふたもなくて、すみません。あんまりなので、参考までに、うちの子供の例と同じクラスのお友だちの例を記載しておきます。ちなみに1歳児クラスです。0歳児クラスだとものごとがわからなすぎて逆にそんなに泣かないらしいです(預けるなら0歳という説もあるらしい)
うちの子は、まるまる1ヶ月、朝は泣いていました。1歳半で初めて他人に預けられたので、そんなものかもしれません。最初の3日くらいは1日中泣いていて、先生がほぼほぼ一日中抱っこしてくれていたようです。でも、2週間くらいたつと泣きながらもバイバイしてくれるようになっていました。
1週間後、お迎えに行ったときに初めて笑顔で走ってきてくれて、とても嬉しかったのを覚えています。ちなみに今ではお部屋に着くと、コートと靴下を私に預けて、おもちゃのところに行ってしまいます。お迎えのときはかろうじて、まだ走って来てくれますが、子供によってはお迎えが来ても平気でおもちゃで遊んでいる子もいます(笑)
うちのクラスは認証保育園からの転園組が多く、かつ、上の子がいる子が多かったので、比較的、預けられても平気な子が多く、クラス自体が落ち着いていました。私は4月5日から子供を預けたのですが、1日から預けられている子も多く、既に5日には泣いている子はほとんどいませんでした。乳児は、みんなが泣いているとやっぱり泣いてしまうものらしいので、この辺りはクラスの雰囲気によっても違うかもしれません。
ここまで読むと、みんな順調のようですが、結局、半年以上朝泣き続けた女の子もいました。三歳になっても、入り口で名残惜しそうにパパやママを見送っている子もいます。
ほんとうに、人それぞれということになってしまうのですが、ひとつ言えるのは、いつかは慣れる(ほとんどの場合)ということではないでしょうか。慣れてしまえば、多くの子供にとって、保育園は楽しい場所のようで、うちの子も「保育園いくよー」というと、「わーい」となります。
まだまだ三歳神話が根強く残る日本。多くの親御さんにとって、小さい子供を預けて働くのは後ろめたいのかもしれません。でも案外、子供のほうが適用力が強かったりするので、あんまり心配せず、笑顔で働いてお迎えに来るのがいいんじゃないかな。と無責任に思ったりします。