主人とソーシャルメディア上でのフォロー関係を解消してから、これまで定期的にチェックしていたスマホをほとんど見ていない自分に気付いた。自分はネット依存症なのかな?と思っていたが、どうやら心のよりどころは主人だったらしい。離れてはじめて気がつくというのは我ながら情けない。
私にとってソーシャルメディアとのつきあいは、主人との歴史にほかならない。ソーシャルメディア関連の仕事でお互いに興味を持ち、夜中のチャットで距離を縮め、主人が結婚を意識したのはチャット中の私の一言だったという。一緒に遊びに行けばチェックインし、出産のための入院中も、里帰り中も、一日に何度もメッセージをやりとりした。育児で生活時間帯がずれ、なかなか会話もままならない中、昼ごはん何食べたよ。誰と飲みに行くよ。会社でこんなことがあったよ。どうでもいいようなことを送りあった。
飲み会ばかりで全然帰ってこなかったり、育児をほとんど手伝わない夫に不満もあったけれど、いま考えるとどうでもいい会話をして繋がっていることが私の心の支えだったのかもしれない。
その支えを自分から放棄してしまったことを、少しだけ後悔しつつこの文章を書いているわけだが、これまで意味もなくスマホを見ていた時間を他のことに使えればいいな。と少しだけ前向きに考えてみるのだった。
ちなみに夫は、私と一緒にいてもご飯を食べていてもスマホを話さないので、本格的にネット依存というか、周りの人々との関係を何より重視しているのだと思う。まぁ、そんなところも少し寂しかったわけですが。
これまで支えてくれてありがとう!支えてあげられなくてごめんなさい。